同じ時期に建てた家でも、
「海の近くの家は傷みやすい?」
「山の近くは苔が生えやすい?」
「住んでいる場所によって塗り替え時期は変わるの?」
と疑問に思ったことはありませんか?
実は、建物の外壁や屋根は「どこに建っているか」によって受けるダメージが変わります。
特に違いが出やすいのが、
「海辺」と「山間部」。
海辺では潮風による塩分の影響を受けやすく、山間部では湿気や日当たりなどの影響を受けやすい傾向があります。
では、実際にどのような違いがあるのでしょうか?
今回は株式会社 光が、海辺と山間部で起こりやすい外壁・屋根の劣化と、劣化速度について分かりやすく解説します。
【そもそも家の劣化速度は「立地」で変わる?】
結論からいうと、変わることがあります。
外壁や屋根は一年中、
・紫外線
・雨
・風
・湿気
・気温変化
などにさらされています。
さらに住宅の立地によって、
・潮風
・日当たり
・風通し
・周囲の樹木
・積雪や凍結
・交通量
などの条件も加わります。
そのため、同じ外壁材・同じ塗料を使用した住宅でも、建っている環境によって劣化の現れ方や進行速度に差が出ることがあります。
【海辺の住宅で注意したい「塩害」】
海辺の住宅で代表的なのが「塩害」です。
海からの風には塩分を含んだ細かな粒子が運ばれることがあり、それが建物に付着します。
特に影響を受けやすいのが、
・金属製の屋根
・鉄部
・雨戸
・シャッターボックス
・手すり
・金属製の外装部材
などです。
塩分が付着した状態では金属の腐食が進みやすくなるため、海に近い住宅ではサビの状態をチェックしておくことが重要です。
【海辺では外壁にも影響がある?】
塩害というと金属だけをイメージしがちですが、外壁についても定期的な確認が大切です。
潮風に加えて強い風雨や紫外線など、さまざまな環境条件が重なることで、外装材や塗膜に負担がかかります。
確認しておきたい症状として、
・色あせ
・塗膜の剥がれ
・チョーキング
・ひび割れ
・シーリングの劣化
・金属部分のサビ
などがあります。
特にサビは、初期の小さな段階で対応するのと、腐食が大きく進んでから対応するのでは補修内容が変わることがあります。
【では山間部は?湿気に注意!】
「海から離れているから家が傷みにくい」
とは限りません。
山間部では、海辺とは違った環境による劣化が起こることがあります。
そのひとつが「湿気」です。
山や森林に囲まれた場所では、立地によって日照時間が短かったり、湿気がこもりやすかったりすることがあります。
外壁が濡れた後になかなか乾かない環境では、
・苔
・藻
・カビなどの汚れ
が発生しやすくなる場合があります。
【山間部でよく確認したい「北側の外壁」】
住宅の中でも、特に確認していただきたいのが日当たりの悪い外壁です。
「南側はきれいなのに、北側だけ緑っぽくなっている」
という住宅を見たことはありませんか?
北側など日照時間が短い面は水分が乾きにくく、苔や藻などが発生しやすい傾向があります。
さらに、
・すぐ近くに山がある
・樹木に囲まれている
・風通しが悪い
といった条件が重なると、同じ住宅でも面によって外壁の状態が大きく異なることがあります。
【山間部では気温差や凍結にも注意】
地域によっては、冬場の冷え込みも住宅の劣化に関係します。
外壁材などに水分が入り込み、それが凍結と融解を繰り返すことで材料に負担がかかる「凍害」が発生することがあります。
ただし、すべての山間部で凍害が発生するわけではありません。
気温や標高、外壁材、住宅の状態などによってリスクは異なります。
福岡県内でも山に近い地域や標高の高い場所では、海辺とは違った視点で建物を確認することが大切です。
【海辺 VS 山間部!劣化の違いを比較】
では、簡単に比較してみましょう。
■ 海辺
主な環境
→ 潮風・塩分・風雨など
注意したい部分
→ 金属部・屋根・鉄部・外壁・シーリング
起こりやすい症状
→ サビ・腐食・塗膜劣化など
特にチェックしたいこと
→ 金属部分にサビが出ていないか
■ 山間部
主な環境
→ 湿気・日照不足・樹木・地域によっては低温など
注意したい部分
→ 外壁・屋根・日当たりの悪い面など
起こりやすい症状
→ 苔・藻・汚れ・塗膜劣化・地域によっては凍害など
特にチェックしたいこと
→ 外壁が緑色・黒っぽくなっていないか
つまり、
海辺
「塩分・サビに注意!」
山間部
「湿気・苔・藻に注意!」
という違いがあります。
【結局、海辺と山間部はどっちが早く劣化する?】
ここが今回一番気になるところですよね。
結論は、
「海辺だから必ず○年早い」
「山間部なら○年長持ちする」
とは一概に言えません。
建物の劣化速度は、
・海からの距離
・風向き
・日当たり
・湿度
・外壁材
・屋根材
・塗料
・施工状態
・メンテナンス状況
など、複数の条件によって変わるからです。
同じ地域に建っている住宅でも、道路側と山側、南面と北面などで劣化状況が違うことも珍しくありません。
そのため「築○年だから塗装する」と年数だけで判断するよりも、実際の建物の状態を見ることが重要です。
【こんな症状が出たら一度チェック!】
海辺・山間部に関係なく、
・外壁を触ると白い粉がつく
・色あせが目立つ
・外壁にひび割れがある
・シーリングが割れている
・塗膜が剥がれている
・鉄部にサビがある
・苔や藻が目立ってきた
といった症状が見られたら、外壁や屋根の状態を確認するタイミングです。
必ずしも「すぐに塗装が必要」というわけではありませんが、劣化の程度を把握しておくと今後のメンテナンス計画を立てやすくなります。
【家のメンテナンスは「築年数+環境」で考えよう】
外壁塗装のタイミングについて、
「築10年になったから塗装しないと!」
と考える方も多いかもしれません。
しかし、本当に重要なのは年数だけではありません。
海の近くなのか。
山に囲まれているのか。
日当たりはどうなのか。
風通しはどうなのか。
どんな外壁材・塗料を使用しているのか。
こうした住宅ごとの条件も確認することが大切です。
「築年数」だけではなく「住んでいる環境」まで含めて建物の状態を考えてみましょう。
【那珂川市・春日市・福岡市南区・太宰府市・大野城市で建物の劣化が気になる方へ】
株式会社 光では、那珂川市・春日市・福岡市南区・太宰府市・大野城市を中心に、外壁塗装・屋根塗装・防水工事などに対応しています。
同じ築年数でも、建物の立地環境によって劣化状態は異なります。
「外壁に苔が増えてきた」
「鉄部にサビが出ている」
「外壁を触ると白い粉がつく」
「うちの環境だと塗り替えはいつ頃?」
など、気になる症状がございましたらお気軽にご相談ください。
建物の状態や周辺環境を確認したうえで、必要なメンテナンスをご提案いたします。
【まとめ|海辺と山間部では家の“傷み方”が違う!】
海辺と山間部では、住宅が受ける環境の影響に違いがあります。
海辺では、
「潮風・塩分によるサビや腐食」
山間部では、
「湿気・日照条件による苔や藻など」
に特に注意が必要です。
ただし、
「海辺は○年で塗装」
「山間部なら○年間大丈夫」
と単純に判断することはできません。
外壁や屋根の劣化速度は、立地・方角・外装材・塗料・メンテナンス状況などによって大きく変わります。
大切なのは「年数だけで判断せず、実際の建物を見ること」。
那珂川市・春日市・福岡市南区・太宰府市・大野城市で外壁や屋根の劣化が気になる方は、株式会社 光までお気軽にご相談ください!

